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米国株は「セルインメイ」通りの強さ?セルインメイが正しいのか調べてみた。

 

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セイント・レジャーステークス

米国株強すぎ 

いやー、米国株、強いですね。

するすると上がって行っています。

マイクロソフトやアマゾンなどのハイテク株は、もう今年頭の水準に戻って、コロナなんかなかったようなことになっています。

まぁ実際、ハイテク株はリモートワークの推進やらなんやらで、あんまり業績が影響していないどころか、潤っているのかもしれませんね。

(ちゃんと業績チェックしてないのでわかりませんが)

とはいえ、他の株もかなり値を戻しています。

 

この強さが本物なのか、

「セルインメイ」通り、今だけの強さなのか・・

 

セルインメイとは

 

 

先日のこのツイート、たくさんの方に「いいね」やRTしてもらいました。

意外とみなさん、ちゃんと知らないのかな?と思って、

本日はご紹介しようと思います。

 

由来

 

この「セルインメイ」というアノマリーは、正式には以下の文章が由来です。

 

Sell in May and go away, don’t come back till St. Leger Day.

 

そのまま直訳すると、

「5月に売って、立ち去れ。そして、セイント・レジャーデイまで戻ってくるな」という格言です。

 

セイント・レジャーデイは、イギリスの競馬の日、セイント・レジャーステイクスのことだそうです。

最古の歴史ある競馬競争らしく、日本の菊花賞のモデルになったとか。

これが、毎年9月の第二土曜に実施されます。

ちなみに今年は9月12日土曜日に行われます。

 

このアノマリー、通常は9月-4月の相場が強く、5月-8月の相場が軟調になりがちなので、

まだ5月の頭の高いうちに売って、そのまま秋まで戻ってくるな、という趣旨です。

つまり、毎年9月に株を買って、今売れ、ってことですね。

 

昨年の結果は?

 

そこで、昨年からの値動きを調べてみました。

昨年2019年9月16日(セイントロジャーディの後の月曜日)のS&P500は2997.96ドル

昨日5月8日の終値2929.32ドル

今回に関しては、アノマリー通りにいかずにわずかにマイナスですね。

ただ、ほぼ横ばいの数字まで戻っています。

このコロナ禍の中で考えれば、かなり強いな・・というのが率直な印象ですね。

 

では日経平均はどうでしょうか?

2019年9月17日(16日は敬老の日で休場)の日経平均は22001.32円

昨日5月8日の終値20179.09円でしたので、ざっくり10%はマイナスです。

アノマリー、当てにならず・・

 

この二つを比べると、もはやアノマリーというより、米国株の強さを改めて実感しますね。

 

2008年以降、何回セルインメイは正しかったのか?

 

ところで、2008年〜2019年までの11年間も米国株の「9月に買って5月に売る」を調べてみました。

なんと、リーマンショックのあった2008年はマイナスなものの、翌年2009年から2018年まで、9年間ずっとプラスでした。

2018年、2019年の今回2回がマイナス。

なので、12回中、勝率9回、となります。

9/12で勝てるなら、確かにアノマリーには一定の法則性がある、と思えなくもないですが。。

 

私には、リーマンショック後の米国株が単に強すぎただけでは?という気がするんですが、

あなたはこのアノマリー、信じますか?

  

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